こんにちわ、元気ですか?
今日は抜歯の話。 とうとう親知らずを抜いた。疲れたりすると必ずうずいて眠れない夜が何度もあったので。
軽い全身麻酔を掛けてやるので、その日はお父さんに休んでもらった。でも時差ぼけの治らないお父さん、待ち合い室に入ってすぐ眠りこけてしまった。これじゃ目が覚めたら「手術終わってますよ」って感じだねと、気持ちよく眠ってるお父さんを後に手術室へ。抜歯は口腔外科でやるのです。それ専門だから上手だし安心して大丈夫よ、という通訳さん。でも私はドキドキ、血圧も見事に上がってる。アメリカの看護婦さんはやさしいし、処置する事をキチンと説明してくれるから安心してまかせる事にする。
麻酔を点滴してほどなくぼんやりしてきて、Dr.の声が聞こえたのでいよいよ始まるなと思ったら、看護婦さんに「FU↑MI↑KO↑」と揺り起され、何事かと目を開けたら「もう終わったよ」と通訳さんが笑いかけている。冷たくなってた手を看護婦さんが暖かい手で握って暖めてくれていた。
「エッ!?もう終わったの?!」とびっくりして声を出したら、口中パサパサで舌がまわらず、アワアワ。
車椅子で玄関まで送っていただき帰る。途中で気持ち悪くなり吐いたような気がする。家に着いてからか?はっきりしない。
以前抜歯した人の話では、人の声や機具の音などかすかに聞こえていたと言っていたから、私の場合麻酔のかかりやすい体質なのかも知れないね。
その日、お父さんはそのまま会社に行くつもりだったらしい。でも、フラフラの私を見てびっくりしたようで、今日は休むからって。そうだよね、このまま一人でいたら眠りこけて薬など飲める状態じゃなかったもの。
帰ってすぐ、強力な痛み止めをのみ一日中トロトロ、トロトロ。時々起こされて、別の化膿止めや抗生物質を飲まされ、ガーゼを交換し、局部を冷やし、とぼんやりした記憶の中で自分としてはセッセセッセとやってた。
術後の痛みはほとんどなく(麻酔と強力な薬のおかげ-これは一度飲んだきり)でも化膿止めがきつすぎたのか胃をたちまち荒らし、その都度少量のお粥を食べてたけどその位では胃を守れなかったんだね。もう気持ち悪くて、立つと極度の貧血状態のようになる。やっぱり身体の大きいアメリカ人向けなんだね…。それでは普段使用してる痛み止めに切り替えて様子を、というので今はバ○ァリンを飲んでいる。
今日で4日になる。痛みのはれもずいぶんと落ち着いてきたけど、食べ物には不自由してる。最初から何でも食べて良いですと言われたけれど、あれはウソだ!!痛くて舌がまわせないじゃないか。半身のリンゴを一日かけてゆっくり食べ、クスリの時ムリヤリごはんを押し込み、台所に立つ気力も体力もナシ。ああ、辛いねー。
一週間は身体を安静にしていなきゃ無理よ、と体験者に昨日アドバイスを受けた。お父さんが、自分が抜歯した時はすぐ会社に行った、胸の脂肪を取った時も行ったと私にプレッシャーをかける。
でもね、2度とも大出血して仕事にならず、周囲の人に迷惑をかけて病院に戻り、ワイシャツとタッカイネクタイをダメにしたのよ。
横になるとすぐ眠れてしまう。グッスリ寝込まないようにソファに横になってる。実は化粧品を待ってるのだ。今月から定期購入に切り換えたらあの事件…。一回目はとうとう届かず、再度発送分今週中には届くというのでズーっと不自由な思いで待っているのだが、もう土曜日だよ。 |